アルコールの影響
アルコールは、人体にとって非常に影響の強い物質です。
お酒などにより、大量にアルコールを摂取すると、中枢神経抑制作用、血圧低下などの循環器作用、消化不良や胃粘膜障害による胃炎などの消化器作用に著しい影響を示します。
その結果、最終的には呼吸が抑制されて死に至ることも多いのです。
またアルコールは、精神的、身体的依存症状を引き起こします。
アルコールは麻酔作用により中枢神経に影響し、脳をマヒさせます。
その結果、いわゆる「酒酔い」状態をつくりだすわけなんです。

人間の理性や判断を司る部分は、脳の中の大脳皮質にあると言いますが、少量のアルコールではこの部分がマヒすることで、相対的に情動を司る部分が高ぶり、多弁等の行動が顕著に表面化します。
つまり、一般的に言われる「酔っ払い」の行動が現われはじめます。
そこから、さらに酒量が進むと、知覚や運動能力を司る部分が抑制されます。
その結果、知覚や運動能力を鈍らせて、同じ話を繰り返ししたり、「千鳥足」ともいうように足元がふらついたりします。
つまり人間の「酔い」の程度は、体内に保有するアルコール濃度によって決まるわけです。