アルコール依存症
飲酒運転をしてしまうという『規範意識の欠如』の一因として、アルコール依存症が指摘されています。
アルコール依存症とは、文字通りアルコールに依存している状態のことで、薬物依存症の一種です。
アルコールを摂取した時の精神的・肉体的効果(薬理作用)に囚われて、飲酒行動をコントロールできなくなります。
また身体を壊してしまうだけではなく、幻覚・幻聴等精神にも異常をきたし、周囲の人間に暴力を振るうなど家族の負担も大きく、通常の社会生活を営めなっていく深刻な精神疾患です。
アルコール依存症は、以前は「慢性アルコール中毒」「アル中」とも呼ばれていましたが、患者を蔑視する差別的表現であるため、不当に関係者を傷つけることにもなりかねないので、そういった呼び方は現在ではあまり聞かなくなりました。

平成18年調べでは、日本の飲酒人口は6500万人で、そのうちアルコール依存症(正確にいうと、大量飲酒者。アルコール依存症に近い存在とされている)人数は約236万人。
飲酒者のうち27人に1人はアルコール依存症の可能性が濃厚という計算です。
一般的にそういった依存症は、特別な「本人の意志が弱い等」人が陥ると思われがちですが、アルコール依存症は、むしろ飲酒をする誰でもがなる可能性のある病気といえるでしょう。
そんなアルコールに影響されて酩酊し、酩酊した結果、自己抑制を失い、その状態で自動車等を運転すれば、著しく重大な結果(大事故)を招く事に気付くべきです。